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4カ月休まず営業


(2011年07月11日 ネットニュースから〜お客を迎える佐々木さん 岩手県陸前高田市で 蒲原明佳撮影)

『<東日本大震災>4カ月休まず営業…陸前高田のたばこ店』
毎日新聞 7月11日(月)10時53分配信

1日で発生から4カ月を迎えた東日本大震災津波で多くの住宅や店舗が壊滅した
岩手県陸前高田市で、この4カ月間休まず営業を続けているたばこ店がある。
赤い屋根が目印の「十八(じゅうはち)ストア」。店主の佐々木定夫さん(77)は今も
多忙な日々を送るが「いつかみたいに穏やかな店になってほしいね」と街の復興を願っている。

十八ストアは80年、市中心部から続く坂の上の鳴石団地に自宅兼店舗として開店した。
屋号に「みなさまの十八番(おはこ)に」という思いを込めた。

地震の発生時、佐々木さんは店にいた。1時間もたたないうちに津波に追われ、
次々と人が坂を上ってきた。雪が舞う中、津波にぬれて身震いする人たち。
「(家族の)手を離しちまった」と泣く人もいた。

佐々木さんは自宅にあるだけの服を出して着せ、売り物の食品を分けた。着の身着のまま、
お金を持たない人にもたばこを渡した。在庫は2日間でなくなった。

鳴石団地には仮設市役所や災害対策本部ができ、店から近い市立第一中学校は市内最大の
避難所になった。仕事の合間に一服を求める人々。親戚や友人の安否を尋ねに来る人。
ひいきにしてくれた人に関する悲しい知らせにも接した。

店は引き戸を開けると、わずか3坪ほどしかない。高田松原の海水浴場に40年来構えていた
別店舗は津波で流されたが、無事だった本店は休まず営業を続けている。

「ごめんねえ、売り切れなんだ。明日、入るから」。佐々木さんは今も忙しい。

「顔、覚えてるべか」。震災から100日になろうというころ、佐々木さんの店に若い男性がやって来た。
「たばこ代を払いにきただよ」

その男性は「釣りは受け取ってほしい」と現金を差し出したが、佐々木さんは「多くもらう理由はないよ」と返した。

「大変な時だ。吸ってしまえば忘れるものなのに。ありがたくてしょうがねえ」
ーーーーーーー

震災から今日で4ヶ月が経過します。

このタバコ店の話は、心が、ほっこりしました。佐々木さん。お身体に気をつけて下さいね!

佐々木さんに比べ、私達は、あまあまですよね。「暑い」「疲れた」などと。
さらに気合いを入れ直し進んでいきます。

東北地方も、今日梅雨明けしたそうです。