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汚染水問題

昨日の記事プラスですが、メモしておきます。

原発地下水からストロンチウム=海水も、「注意深く監視」―保安院
時事通信 6月12日(日)19時10分配信
経済産業省原子力安全・保安院は12日、東京電力福島第1原発の敷地内で
5月18日に採取した地下水から、放射性ストロンチウムを検出したと発表した。
地下水からの検出は初めてで、事故で放出されたとみられる。保安院によると、
1号機の地下水でストロンチウム89が1立方センチ当たり0.078ベクレル
同90が0.022ベクレル。2号機で同89が19ベクレル、同90が6.3ベクレル

1号機については空中や土壌から流れ込んだ可能性が高いが、比較的濃度の
高い2号機のストロンチウムの由来は分からないという。取水口付近の海水からも、
最大で国の定めた濃度限度の240倍に上るストロンチウムが検出されており、
保安院は海に漏れ出た高濃度汚染水の影響とみている。西山英彦審議官は
「魚介類で大きな値にはならないと思うが、注意深く監視する必要がある」としている。 
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やはり、地下水問題も、どんどん明るみになってきましたね。。。

それと、これですね。。。

(2011年06月11日 東電HPより)


(2011年06月11日 東電HPより)

『汚染水浄化装置、14日から試運転 福島原発 本格稼働17〜18日の見通し』
日本経済新聞2011/6/13 11:48
東京電力は13日、福島第1原子力発電所放射性物質を大量に含む高濃度汚染水
を浄化する装置の試験運転を14日に始めると発表した。水漏れや流量不足が見つ
かったが、その後の補修や点検で改善した。まず低濃度の汚染水を実際に流す。
本格稼働は当初予定の15日から17〜18日にずれ込む見通し。また東電は事故収束
の手順を示す工程表を再検証し、17日に公表する方針を明らかにした。

東電放射性セシウムなどを取り除く米キュリオン社の装置で2日間動作を確認する。
次にストロンチウムなどを処理する仏アレバ製の装置を試す。すべての装置が順調に
動けば、1日1200トンの高濃度汚染水を流して浄化できるという。

米キュリオン製の装置で不具合を直した。この装置は配管接続部など48カ所から水が
漏れ、修復したばかりだった。

東電は工程表を1カ月前に改めている。その中で浄化装置の本格稼働は、汚染水を
これ以上増やさずに原子炉を冷やす「循環注水冷却」の前提となっている。稼働や
その後の運転がうまくいかないと、原子炉を安定な状態に持ち込む冷温停止が進まない。
事故収束の時期が遅れる懸念も出てくる。

浄化装置は一部で一般産業用の製品も使っている。運転が始まったとしても、
高い放射線量に耐えられるのか、配管から汚染水が漏れ出たときの作業員への
健康影響など配慮すべき点は多い。ーーーーーーー

最後の一文、「高い放射線量に耐えられるのか〜作業員への〜」だそうです。。。

後手後手で、どこまで対応出来るのでしょうか?